②ピックアップ 先ほど書いた「G&L MFD Z-Coilなんちゃら」について。 すげーざっくり言うと「めっちゃパワー有るプレベっぽいピックアップ」です。

MFDは「magnetic field design」の略でG&Lの商標。 従来のシングルコイルとは違い、ポールピース自体が磁石になっていることによりさらなる高出力を実現し、且つ六角レンチでハムバッカーPUのように各ポールピースの高さ調整ができる代物となってます。 それが、Z-Coilつまり「プレベっぽくなって多少ハムキャンセルできるようになってやや中域寄りの音になったやーつ」くらいに思ってもらえればいいと思います。
出力の強さはどんくらいかというと、同じアンプの設定で弾き比べたら普通のレスポールより歪みますw こんなこと書くと「もうストラトじゃないじゃん」って言われそうですが、そう思った方、甘いです。 MAXコーヒーのように甘いですよ。 ボリュームとベースのツマミ絞ればほぼストラトと遜色ない音が出ます。 ピッキングニュアンスなんかもちゃんとシングルです。 よくシングル、ハム両方の音が欲しい場合、「コイルタップ」を思いつくと思うんですが、タップドのシングルの音って「出力弱すぎてあんまり使い物にならない」って経験した方も少なくないのではないでしょうか? でも、Z-Coilはポールピース1列の構造でハムバッカー並みのパワーを持ったピックアップなので本当にシングル・ハム両方の音を追求できるし、どの設定でもちゃんと使える音がするんです。
さすが「レオ・フェンダーが最後に設計したピックアップ」と言われるだけあってもう痒いところ掻きむしり放題なピックアップです。 あ、ちなみにG&LのLはレオ・フェンダーのLです。そこらへん詳しく知りたい方はいろんなサイトで丁寧に説明してると思うのでググるなりヤフってください。
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